教会の特徴
はじめに
1997年に、カンバーランド長老教会の開拓で始められた教会です。
牧師夫妻だけでスタートしましたので、いまだに小さな教会で、現在の教会の建物は、借りた借家を購入し、増改築したものです。「教会らしさ」を建物に求める方には満足いかないと思いますが、小さな教会でもよいという方や、見えるものによらず誠実に人生を考えたい方には、ぜひおいでになっていただきたい教会です。
子どもと共にまもる礼拝
礼拝の初めの部分(30分間)は、子どもが大人と一緒に礼拝できるように組み立てられています。子どもが歌えるさんびか、そして子どものおはなしもあります。大人の人にとっても、子どもの目線から礼拝を始めることができるのです。キリストは、子どもを指して言われました。「神の国はこのような者たちのものである。」
テアトルフォンテ聖書会(コロナ禍のため休会中)
月に一度、公的施設 テアトルフォンテを会場にして、聖書会を開催しています。教会にはなかなか…という方が利用されている開かれた場です。どなたもぜひ、ふらっとお立ち寄りください。(場所は会議室です。受付でお尋ねください) 日程については トップページの「お知らせ」で更新をご確認ください。
近隣教会との協力関係
地域との関係は、泉区内にあるカトリック教会、プロテスタント教会の全教会と、毎年、「泉区民クリスマス」を実施していることです。コロナ禍を経て、公会堂での実施は見送っていますが、ユーチューブ配信を行い、多くの方が観ることができるようになっています。このように地域の諸教会と協力関係を持ち、地域に開かれた関係性を大事にしています。
世界との関係
私たちはカンバーランド長老教会(下記)に属していますので、地域だけでなく、アメリカ、コロンビア、ブラジル、フィリピン、カンボジア、香港、韓国など、世界に開かれた教会です。小さい教会ですが、いつも世界との関係でものを考え、希望すれば海外のさまざまなプログラムに参加することもでき、また、1年に1回程度は礼拝に海外ゲストをお迎えする機会があり、交流することもできます。
自分のペースを大事に
希望すれば、可能性は世界に広がる教会ですが、また、自分のペースを最大限、大事に出来る教会でもあります。動ける人は、世界に羽ばたくことが出来ますが、動けない人は動かないで、ただ礼拝だけまもっていられます。むしろ、実際は後者の人の方が多いでしょうか。たとえば徒歩でぶらぶら歩きたい人も、車で走りたい人も、飛行機に乗りたい人も、だれでも皆、そこにいられる教会、礼拝を中心に集まっている教会、それが泉教会です。
自然豊かな地域に位置します
近くに景色のいい場所があります。視界が180度開けていて、正面に丹沢連峰、富士山、伊豆半島まで見える素晴らしい場所です。思わずビデオに録りました。→ 泉区の観光名所 お天気のいい日にはお連れします。遠くをゆったりと眺めることは、大事なことです。そこから自分らしく歩き出したらいいのです。
カンバーランド長老教会について
一般に、キリスト教はカトリックとプロテスタントという二つの大きな違いがあると知られていますが、カンバーランド長老教会は、このうちの後者、すなわち、プロテスタントの流れの一つです。
カンバーランド長老教会は、1810年2月4日、アメリカのテネシー州に誕生しました。現在、テネシー州にあるモントゴメリ・ベル州立公園内にあるカンバーランド長老教会の誕生地には、州の歴史遺産を示すプレートが貼られています。
「カンバーランド」というのは、地名です。当時テネシー州とケンタッキー州にまたがる地域は「カンバーランド・カントリー」と呼ばれていました。そこで、私たちは自分たちの教会をこの地名で呼んでいます。
また、後ろにつく「長老」というのは、この教会の運営の形を指しています。長老という、教会員によって選出された役員たちの会議によって、教会が運営されます。この運営の仕方は、日本の地方自治、国政の運営方法と同じ「代議民主政治」で、民主的な運営の仕方です。
日本におけるカンバーランド長老教会の働きは明治時代から始められ、主として大阪、和歌山を中心に展開され、多くの教会を産み出しました。1884年(明治17年)には、現在の大阪女学院大学、短期大学、高校、中学(大阪市東区玉造)を設立しました。
現在、カンバーランド長老教会に属する教会は世界で800余あります。アメリカ合衆国、メキシコ、南米コロンビア、グァテマラ、ブラジル、フィリピン、L 国、カンボジア、香港、韓国、そして日本です。日本には神奈川、東京、千葉に13教会あります。→ 日本中会